
スヴァルトピレン801が持つスクランブラースタイルの特徴
スウェーデン発祥のブランドであるハスクバーナ・モーターサイクルズから、シリーズ最大排気量となる「スヴァルトピレン801」が日本に上陸し、大きな話題を呼んでいます。スウェーデン語で「黒い矢」を意味する車名のとおり、全体をダークなトーンで統一した精悍なスクランブラースタイルが最大の特徴です。
アップライトなハンドルバーにピレリ製のブロックパターンタイヤであるMT60 RSを組み合わせ、街中から未舗装路まで力強く駆け抜けるようなタフなイメージを演出しています。また、ハスクバーナのアイデンティティでもあるリング状のLEDポジションライトを備えた丸型ヘッドライトや、燃料タンクからシートへと連なるシャープなボディラインなど、北欧デザインならではの無駄を削ぎ落とした洗練された造形美が多くのライダーを魅了しています。
シリーズ初採用となる並列2気筒エンジンのスペック
スヴァルトピレン801の心臓部には、これまでの単気筒エンジンとは異なり、シリーズ初採用となる799ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒エンジンが搭載されています。このコンパクトに設計されたエンジンは、最高出力105PS、最大トルク87Nmという非常に力強いパフォーマンスを発揮します。
低回転域から豊かに湧き上がるトルクと、高回転域までスムーズに吹け上がる特性を持ち合わせており、市街地でのストップアンドゴーから高速道路を使ったロングツーリングまで、あらゆるシーンで余裕のある走りを楽しむことができます。さらに、エンジン単体の重量が約52kgと非常に軽く作られているため、車両重量も燃料を除いて約181kgという驚異的な軽さに抑えられており、大排気量モデルでありながらも軽快なハンドリングを実現しています。
快適な走りを支える最新の電子制御とサスペンションの特徴
力強いエンジンパワーを安全かつ快適にコントロールするため、スヴァルトピレン801には最新鋭の電子制御システムが惜しみなく投入されています。ストリート、レイン、スポーツといった複数のライディングモードをはじめ、コーナリング対応のABSやトラクションコントロールなどが標準装備されており、路面状況の変化やライダーのスキルに合わせて最適なサポートを提供してくれます。
また、足回りにはハスクバーナと同じグループに属するWP製のAPEXサスペンションが採用されています。フロントフォークは伸側と圧側の減衰力を簡単に調整できるダイヤルを備えており、ライダーの好みや走行シチュエーションに応じた細やかなセッティングが可能です。アグレッシブな走りからゆったりとしたクルージングまで、懐の深い乗り味が大きな魅力となっています。
日本国内での発売時期と販売価格
この魅力あふれるスヴァルトピレン801は、日本国内でも2024年8月より正式に発売が開始されました。シリーズ最大排気量の並列2気筒エンジンや充実した最新の電子制御デバイス、高品質なWP製サスペンションなどを標準で装備しながらも、メーカー希望小売価格は138万9000円(税込み)という非常に競争力のある価格に設定されています。
輸入車の大型ネイキッドやスクランブラーモデルを検討しているライダーにとって、デザイン性とパフォーマンスを高い次元で両立した本機は、間違いなく魅力的な選択肢となるはずです。メーターにはスマートフォンと連携可能な5インチのTFTディスプレイも採用されており、現代のバイクライフに求められる利便性もしっかりとカバーしています。独自の世界観を持つ一台として、所有する喜びを存分に満たしてくれるモデルです。
