古いバイクをメンテナンスしている様子

ユーロ6について

バイクに対する環境規制は厳しさを増すものとなっています。
しかしながら、環境規制の下でバイクの性能は確実にアップしてきました。

2ストローク車、キャブレター車は既に存在しなくなっています。
それに対して、4ストローク車、フューエルインジェクションが登場して、バイクの性能向上の原動力となっています。

ユーロ4及び排ガス規制によって、車載式故障診断装置やキャニスターの設置が必須となり、外国式のモデルが国内で多く登場しました。
ユーロ5になって、バイクの機動力は更にアップをしています。

今後ユーロ6が導入されるようになりますが、排ガス規制はますます厳しい物になることが予想されています。
流石に、これ以上の機能向上はあまり期待できなそうです。

ユーロ5の時代に、出来るだけパワーの高いバイクを販売したほうが良いという販売戦略もあるので、高性能のバイクを購入するのでしたら、いまが最適な状態であると言えます。

持続可能な地球環境を維持するためには排ガス規制は致し方ない部分もありますが、ライダーにとってバイクの性能がこれ以上アップしないというのは何とも哀しい話といえます。

改良の余地は残されています

日本は工業立国と言われてきました。
これまで、いろいろな分野で多くの技術革新が行われてきました。

不可能を可能にするのが日本のお家芸とも言われていますので、多くの規制の中でも高性能のバイクを産み出してくれるかもしれません。

また、安全運転に必要な各種技術は未だに日進月歩ですので、今まで以上により安全にバイクを運転することが可能になることは確実視されています。

安全にバイクを運転すること

安全性の高いバイクが市販されてくることは、バイクを豪快に運転してもいいということではありません。
常にライダーは安全を十分に考えながら、バイクを走行することは絶対条件です。

普通乗用車とは異なり、ライダーはバイク本体に身を守ってもらうことはできませんので、ジャケットやヘルメットはどんな場合においても安全性の高い物を用意すべきです。
ヘルメットはしっかりフィットしていないと、安全性がかなり低下してしまうものですので、その点は注意が必要です。

風景を楽しみながら

排ガス規制のなかで、バイクは地球への優しさをどんどんアップさせてきました。
日本の自然の景観を大事にしながら、バイクを気ままに走行することが可能です。

高性能のバイクであっても、しっかりとメンテナンスをしないと性能が低下してしまいますので、こまめにお手入れをする事はオススメです。
半年から1年に一度くらいの割合で、プロのショップでのメンテナンスを励行することも検討すべきです。